お米を美味しく炊くためには、水の量が非常に重要です。
特に炊飯器以外の方法たとえば鍋や土鍋、ホットプレートなどで炊く場合は自分で水加減を調整する必要があるため基本をしっかり押さえておくことが大切です。
一般的にお米1合(約150g)に対する水の量は180mlが目安とされていますが、これは新米か古米か水に浸す時間炊き方の違いなどによって微調整が必要です。
たとえば新米は含水量が多いため、水はやや少なめの170ml程度が適しています。
一方古米の場合は水を多めの190mlほどにすると、ふっくらと炊き上がります。
鍋で炊く場合はお米1合に水200mlと少し多めにし、強火→中火→蒸らしという3段階の火加減を意識すると失敗が少なくなるのです。
炊く前にお米を研いだあと30分以上水に浸すことで吸水が進み、芯までやわらかくなります。
水の温度も影響するため、冷たい水より常温の水を使うのがベターです。
計量カップを使って正確に水を測ることが、お米本来の甘みと食感を引き出すコツになります。