お米は毎日の食卓に欠かせない主食ですが間違った保存方法をしていると風味が落ちたり、虫やカビが発生する原因にもなります。
お米の正しい保存方法の基本は「密閉・冷暗所・低湿度」です。
開封後のお米は袋のまま保管するのではなく、密閉容器やチャック付きの袋に移し替えることで空気や湿気との接触を最小限に抑えることができます。
保存場所は直射日光を避けた冷暗所が適しており、夏場など気温が高い時期には冷蔵庫の野菜室が最適です。
特に精米後のお米は空気や温度変化に敏感で保存状態が悪いと酸化が進み、味や香りが落ちてしまいます。
一方してしまいがちな誤った保存方法では常温でキッチンに置きっぱなしにしたり、湿気の多いシンク下に保存するケースが多く見受けられます。
これらの環境では虫が湧いたり、カビが発生するリスクが高くなります。
プラスチック容器を使用する際には、油や調味料のにおい移りにも注意が必要です。
お米の保存方法を見直すことで最後の一粒まで美味しく食べきることができ、食品ロスの削減にもつながります。