お米は正しい収納をしないと、湿気や虫、酸化によって風味や品質が落ちてしまいます。
特にまとめ買いをした場合や家庭での消費量が多い家庭では、長くおいしさを保つための収納方法を知っておくことが重要です。
お米の収納には「密閉」「冷暗所」「低湿度」の3つがポイントになります。
まず基本は、開封後すぐに密閉できる容器に移し替えることです。
空気に触れると酸化が進み、お米の劣化が早まります。
密閉容器としては、パッキン付きのライスストッカーやチャック付き保存袋が効果的で、特に冷蔵庫の野菜室に入れて保存すると温度も一定に保たれ、虫の発生も抑えることができます。
5kg以上の大量買いをした際には、1週間分ずつ小分けにして保存しておくと、毎回容器を開ける回数を減らせてより鮮度を保ちやすくなります。
収納容器を選ぶ際には、残量がひと目でわかる透明タイプのものや、計量カップが付属しているタイプも便利です。
また、収納場所がシンク下や直射日光の当たる場所になってしまうと、お米が湿気を吸いやすくカビの原因にもなるため、必ず風通しのよい冷暗所で保管するようにしましょう。