卵は冷蔵保存が一般的ですが、使い切れない場合には冷凍保存することも可能です。
ただし卵をそのまま殻付きで冷凍すると中身が膨張して殻が割れてしまうため、正しい冷凍方法を知っておくことが大切です。
まず冷凍する際は卵を割って中身をボウルなどに出し、白身と黄身をよく混ぜてから密閉容器やフリーザーバッグに入れて冷凍する方法が基本です。
全卵で混ぜてから保存することで、使い道の幅も広がります。
卵白のみ黄身のみの冷凍も可能ですが、黄身はそのままだとゼリー状に固まりやすいため砂糖や塩を少量加えて混ぜてから冷凍すると扱いやすくなるのです。
解凍する際は、必ず冷蔵庫でゆっくり時間をかけて解凍することがポイントです。
急いで常温や電子レンジで解凍すると、卵が部分的に加熱されてしまい風味や食感が損なわれる原因になります。
一度解凍した卵は再冷凍せず、すぐに加熱調理して使うのが安全です。
冷凍保存した卵は焼き菓子や卵焼き、炒め物などに活用できるので無駄なく使い切るためにも冷凍・解凍の正しい知識を身につけておきましょう。