卵を割ったときに血がついているのを見つけると不安に感じる方も多いですが、実際のところ卵に血がついている場合の多くは鶏の産卵過程で毛細血管が破れて一部に出血が起きた「血斑」と呼ばれる自然現象です。
これは品質の劣化や腐敗によるものではなく健康な鶏が産んだ卵でも見られることがあり、卵の安全性には基本的に問題はありません。
ただし見た目が気になる場合や、気持ち的に抵抗がある場合には血がついている部分を取り除いてから使用すれば問題なく調理に使えます。
加熱調理をすれば菌の心配もなく、安心して食べることができます。
一方で卵全体に変なにおいや濁り、変色がある場合には腐敗している可能性があるため使用は避けるべきです。
血がついている卵を見つけたらまずは異臭や異常な見た目がないかを確認し、問題なければそのまま使用しても問題ありません。
特に生食で食べる場合は新鮮さが重要なため、賞味期限内であることを確認し信頼できる製品を選ぶことが大切です。
血がついているからといってすぐに捨てるのではなく、正しい知識で安全に判断するよう心がけましょう。