お米には明確な「賞味期限」は表示されていないことが多いものの、品質を保ったまま美味しく食べるための目安期間は存在します。
まず未開封のお米の場合、精米日から約1ヶ月〜2ヶ月を目安に食べ切るのが理想とされています。
特に高温多湿の環境では未開封であっても酸化や劣化が進むことがあるため、保存状態が重要です。
一方開封済みのお米は空気に触れることで酸化や湿気の影響を受けやすくなり、味や香りが落ちてしまいます。
そのため開封後は1ヶ月以内に消費するのが望ましく、密閉容器に移し替えて冷暗所や冷蔵庫（野菜室）での保存がおすすめです。
特に夏場は虫やカビのリスクが高まるため、こまめに確認することも必要です。
保存方法によってはお米が変色したり、独特のにおいが出ることがあるため五感を使って状態を確認しましょう。
無洗米も通常のお米と同様の賞味期限と考えられますが、粉が付着しているため湿気にはより注意が必要です。
お米は生鮮食品と同じように扱い、新鮮なうちに食べ切ることが一番の美味しさの秘訣です。
未開封でも安心せず保管環境を整えて、常に美味しい状態でいただくことを心がけましょう。
