固めのプリンはしっかりとした食感と昔ながらの素朴な味わいが特徴で、根強い人気があります。
通常のプリンは口どけの良さを重視した「なめらか系」が主流ですが、固めに仕上げるにはレシピと工程に少し工夫が必要です。
まず卵の量を増やすことが基本で牛乳500mlに卵4~5個を使うと、凝固力が高まりかりと固まります。
プリン液をこす際に泡をしっかり取り除くことで、滑らかで密度のある仕上がりになるのです。
さらに加熱方法も重要です。
オーブンで湯煎焼きを行う場合160~170℃のやや高めの温度で40~50分加熱し、中心までしり火を通すことで固めのプリンになります。
加熱後は庫内でそのままゆっくり冷ますと、表面にヒビが入りにくく美しい仕上がりになるのです。
冷蔵庫でじっくり冷やせば固めの食感がしりと感じられる、懐かしさと満足感に満ちたプリンを楽しむことができます。