野菜を購入した後は基本的に冷蔵で保存しますが、食べる機会が少ない野菜は冷凍保存することもあります。
しかし、野菜は冷凍保存に不向きであることが多いのです。
その理由は、野菜の水分量の多さです。
冷凍することで野菜の細胞に含まれる水分が氷ってしまい、解凍時に細胞壁が壊れて食感や風味が損なわれやすくなります。
特にキャベツやレタスといった葉物野菜は食感が変化するため注意しましょう。
一方、冷凍に向いている野菜もあります。
ブロッコリーやほうれん草、にんじんといった加熱調理をする野菜が該当します。
茹でたり蒸すことで解凍時のダメージを最小限に抑えられ、食感が保たれやすいのです。
野菜の冷凍保存は向いているものと向いていないものを把握し、上手に活用しましょう。