ゆで卵は一見簡単そうでいて、理想の仕上がりにするには意外とコツが必要な料理です。
黄身が固すぎたり逆に半熟になりすぎたりといった経験は誰にでもあるものですが、ゆで卵を失敗しないためには時間・温度・水の量の3つをしっかり押さえることが大切です。
まずゆで時間ですが常温の卵を使用する場合、半熟にしたければ7〜8分しっかり固ゆでにしたければ10〜12分が目安です。
冷蔵庫から出したばかりの冷たい卵を使う場合は、1分ほど追加するとよいでしょう。
次に温度ですが最初から熱湯に卵を入れると殻が割れやすいため、水から火にかけるか卵の底に小さな穴をあけて加熱することで失敗しない安定した仕上がりが期待できます。
そして水の量は、卵が浸かる程度の深さを確保するのがポイントです。
ゆで終わったらすぐに冷水で冷やすことで余熱による火の通りすぎを防ぎ、殻もむきやすくなります。
ゆで卵を失敗しないためにはこれらの基本を押さえたうえで、好みの固さに合わせて微調整するのがコツです。
習慣にすれば、毎回安定したゆで卵が作れるようになります。